事業承継は全ての権限移譲が実施されることで達成できますが、最後の関門として経営企画室の構築があります。
経営においては、経営者がすべき仕事として「選択肢の抽出」「決断」の２つがありますが、
その決断に必要な情報を経営者以外の機能において実施する、経営企画室の構築が承継においては必要です。
これにより、自分以外の経営者を迎え入れても、これまでと変わらない経営を続け、さらに成長・発展へつなげることができます。
権限移譲した分野においては、放置すると部分最適が行われます。この部分最適を全体最適に引き戻すため、再構築を仕組化します。これにより、部分最適による非効率化を回避します。
自社の経営状況と財務指標がリアルタイムで連動することで、経営の意思決定を迅速に行うことが出来ます。KGI、KPI、KDIの設定手法を営業側面だけではなく、内部管理側面にも応用していきます。
経営管理が出来ている前提で、中期経営計画を作成し、社内外にリリースします。これまでの過程で、指揮命令の伝達が円滑になっているため、経営戦略・戦術が迅速かつ正確に実行され、形骸化を防ぎます。
